自動車についている装置での割り引き

自動車についている、一部の安全装置などで、割引を適用してもらえることがあります。

ただし、「料率クラス分け」に、既に反映されている場合には、適用されません。 また、適用されるには、ある一定の条件があり、割引される保険の種類もそれぞれ違います。

エアバックが装着されていると、乗っている人の怪我などが軽減されることから、割引が適用されます。

ＡＢＳが装着されていると、事故を未然に防げたり、事故が発生したときでも、損害が軽減されることから割引が適用されます。

横滑り防止装置が装着されていると、事故を未然に防げることから割引が適用されます。

衝突安全ボディは事故のとき、乗っている人の怪我などを軽減することから、割引が適用されます。

環境対策車に対する割引で、自動車保険を通じて環境対策に貢献する目的で、保険会社が割引制度を取り入れています。

福祉車両に対する割引で、自動車保険を通じて福祉車両の普及を推進する目的で、保険会社が割引制度を取り入れています。

イモビライザーは、盗難防止効果が高いことから、割引の対象になります。

◆ イモビライザーとは・・・

車の「キー」部分に、発信機のようなものが、埋め込まれていて、キーを挿入する「イグニッション」部分に受信機のようなものが取り付けられています。

この部分で「ＩＤ」のやりとりをしていて、もし「ＩＤ」が一致しないと、燃料をカットするなどして、エンジンが掛からなくなります。

ここで言う「ＩＤ」は、鍵のようなものです。 目に見えない鍵が、車の「キー」と「イグニッション」にあると思ってください。

このシステムを、「イモビライザー」と言います。 通称「イモビ」などと呼びます。

盗難損害の防止効果がある、盗難車追跡装置を装備している車に割引が適用されます。

盗難車追跡装置は、警備会社、カー用品メーカー、自動車メーカーなどが製造しています。

セコムの「ココセコム」　トヨタの「G-BOOK」等があります。

「新車以外の車より、新車の方が事故が少ない」と言う実績を反映させて、割引が適用されています。